ダンケムジークの会第53回コンサートを終えて

　秋の日差しが穏やかな11月16日午後2時、「錦秋に贈る歌の響演」と題して、
53回コンサートが華やかに開幕しました。お客さまは、120名余。その視線と
お耳を一身に集めて、第1部は、町田シティオペラ協会ソリスト部門の歌手たちが
次々登場します。歌うは、オペラアリアあり、歌曲あり。　プロの素晴らしい
歌声に間近に接することができて、みなさん魅了されました。
　ティータイムを挟んで、第2部は、混声合唱団ＢＯＳＣＯの登場です。第1部の
ヨーロッパの雰囲気から一転、日本へ。民謡を北から南から歌いつないでゆく合唱曲。
そして、今回の出演者でもある周藤諭氏作曲の「アヴェ・マリア」(三つのマリアの歌
より)などが披露され、好評を博しました。最後は、会場全員で歌う秋の歌。虫の声・里
の秋など懐かしい曲たちを今回の音楽監督の鹿又透氏のリードで、大きな声で心を合わせ
て歌い、音楽の秋を堪能したひとときとなりました。